ホテルライクな空間とは？狭い空間でも高級感を演出するポイント

ホテルライクな空間とは？

ホテルライクな空間とは、ホテルのような上質で洗練された部屋や場所のことを指します。インテリアとして人気が高いジャンルであり、一般家庭はもちろん、店舗や飲食店、モデルルームなどでも取り入れられることが多いテイストです。

ホテルライクな空間づくりでは優雅でゴージャスな空気感を大切にするため、狭い部屋では実現が難しいと感じてしまうかもしれません。しかし狭い空間であっても、ポイントを押さえることで、ホテルのような上質なインテリアは実現できます。

ホテルライクで人気のインテリアテイストとは？

ホテルライクとひと言で言っても、ホテルにはリゾートホテルや高級旅館、フレンチ風などさまざまなテーマが存在します。ホテルライクな空間づくりも同様に、「ホテル風」であれば、インテリアの細かいジャンルに囚われる必要はありません。

厳選された上質なアイテムを揃え、生活感をなくしたリッチな空間を築ければ、ホテルライクといえるでしょう。

狭い空間でつくるホテルライクのポイント

狭い空間でも、ホテルライクな開放感やリッチな雰囲気を構築できます。次の点を意識して、限られた空間でホテルをイメージしたインテリアを、構築してみましょう。

 
──余白をつくる──

ホテルで客間の空間をつくる際、開放感をとても大切にします。コンパクトな空間で開放感をつくるために、余白に意識を向けてみましょう。

空間における余白とは、具体的には家具を置かない空間のことを指します。場所が余っていると、つい収納に便利なチェストや小物を置きたくなるかもしれません。また、何も飾られていない壁が寂しく感じてしまうこともあるでしょう。

しかしあえて何も置かず、空間に余白が生まれることで、ホテルライクでは欠かせないすっきりと落ち着いた雰囲気ができます。

ホテルライクな空間をつくる際は、アイテムを大量に置きすぎないよう注意しましょう。

 
──シンメトリーを意識する──

ホテルのインテリアを思い浮かべると、シンメトリー（左右対称）になっている家具が多いことに気付くのではないでしょうか。照明やソファーのクッションの配置、小物類などはシンメトリーを意識して置くことで、ホテルライクの雰囲気に近づけます。

もちろん、すべてのアイテムをシンメトリーにする必要はありません。全体のバランスを見て、シンメトリーにしたほうがバランスが良い部分を見つけ出し、取り入れてみましょう。

 
──洗練された上質なアイテムだけを用いる──

ホテルライクで大切なのは「おもてなし」を表現することです。チープなアイテムや古い物ばかりに囲まれたホテルルームで、「歓迎されている」「ほっとくつろげる」と思う方は、少ないでしょう。

ホテルライクな空間をつくる際は、部屋に置くアイテムは洗練された上質な品だけを配置しましょう。

 
──隠す収納をメインに──

ホテルでは、見せる収納を多くは用いません。生活感をなくすためにすっきり見せることを大切にしているため、ティッシュにはカバーをつけたり文房具は引き出しの中にしまったりして、隠す収納を積極的に取り入れています。

コンパクトな空間でホテルライクを実現する際も、雑多な印象を与えないように、物をしまう方法は「隠す収納」をメインに取り入れましょう。店舗の場合は、ストック品やメモ書きなどがお客さまから見えないような工夫が求められます。

 
──清潔感を保ちやすい環境をつくる──

ホテルの客室づくりの際、リラックスができる心地良さを重視します。リラックスができる空間づくりには、清潔感が欠かせません。

清潔な環境を保てるように、家具やアイテムは汚れが貯まりにくくメンテナンスがしやすいタイプを優先して選ぶとよいでしょう。床から浮いたフロートタイプの家具、さっと水洗いをするだけで簡単に埃が落とせるアーティフィシャルフラワーなどを、積極的に取り入れるのがおすすめです。

 
──間接照明を効果的に取り入れる──

ホテルのほっと落ち着く雰囲気を構築する要素のひとつが、間接照明です。空間すべてを照らすのではなく、必要な場所にだけ落ちる明かりは、気持ちをリラックスさせてくれます.

また、コンパクトな空間における間接照明は、部屋に奥行きを感じさせる効果もあります。上手に取り入れて、心落ち着く空間づくりを実現しましょう。

狭い空間をホテルライクなアイテムで彩ろう

ホテルの優雅な雰囲気は、狭い空間でもつくれます。

都心部のコンパクトな土地に店舗を出す方や、限られた空間でラグジュアリーな雰囲気づくりをしたい方は、ご紹介したポイントを押さえて、ホテルライクを実現してください。

マチュリテには、ホテルライクな空間づくりにぴったりのアイテムを数多く揃えています。気になる方は、ぜひ店舗に足をお運びください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。