インテリアを考える際、何から決めるべきなのでしょうか。
壁紙の色、床材、インテリアのテイスト、家具、配置……空間づくりにおいて、考えなくてはならないポイントは多くあります。
大切なのは、まずは空間のイメージを掴み、仕上がりに対して客観的な目を持つことです。
この記事では、インテリアを何から決めれば良いのか迷っている方向けに、「するべきこと」についてご紹介します。
インテリアは何から決めればいい?
インテリアや内装デザインを決めるにあたって、どのポイントから何を考えれば良いのか、わからない方も多いかと思います。
イメージ通りのインテリアを築くには、色の配分・家具のレイアウトの正解を見極めることが大切です。
では、色の配分や家具のレイアウトの正解は、どのように探せば良いのでしょうか。
インテリアで迷ったら、次にご紹介することを実践してみてください。
──空間全体を見渡し配色を見る──
まずは空間全体を見渡してみましょう。何色がどれだけ占めているでしょうか?また、色味が寂しい場所や、どことなく暗い印象の場所はないでしょうか?
空間全体をぐるりと見渡すことで、その空間に「合う色・欲しい色」がぼんやりと見えてきます。
──「しないほうがいいこと」を決める──
「合う色・欲しい色」と同時に、合わない色ややらないほうが良いレイアウトも、探しておきましょう。
たとえば、木で覆われた自然味溢れる空間に、プラスチック製品や人工的なアイテムを合わせるにはテクニックが必要です。インダストリアル風のかっこいい空間に、女性らしいピンクや水色といったアイテムも、溶け込みにくいといえます。
白がメインの空間で寒々しい雰囲気を避けたい場合は、寒色系のアイテムは増やさないほうが良いでしょう。
このように、インテリアには相性があります。空間を彩る上で「しないほうがいいこと」も、把握しておきましょう。
内装を無理にコンセプトにあてはめない
居抜き物件やすでにある程度内装が仕上がっている空間をコーディネートする場合、希望するコンセプトを無理に取り入れないことも重要です。
たとえば、既存の床が大理石調であれば、モダンスタイルやラグジュアリーな雰囲気が似合います。逆にナチュラルテイストを合わせるのは、難しいかもしれません。
希望するイメージを無理に既存の内装デザインから作り上げるのではなく、内装デザインにマッチするコンセプトを考えることも、検討してみましょう。
──配置に困ったらレンズ越しに確認──
オブジェやインテリアの配置に迷ったら、客観的に見ることが大切です。しかし、正解を見極めるのは難しいものです。
そんなときは、レンズ越しにインテリアを覗いてみましょう。スマホに付いているカメラでも構いません。
カメラで撮影したインテリアは、雑誌で見かけるようなおしゃれな構図が完成しているでしょうか。
レンズ越しにインテリアやオブジェを見ることで、頭の中に思い描かれたイメージとのズレを発見できます。
──空間を引き締めるアイテムを決める──
差し色となる存在は、空間を引き締めるのに欠かせないアクセントとなります。全体的なイメージが仕上がったら、差し色を何色にするのか、決めてみましょう。
全体的に白っぽい部屋であれば、濃いめのアイテムを選ぶのが良いでしょう。また、白や木目などナチュラルで優しい雰囲気には、同じく自然界の色である青や緑などの色が、相性が良いといえます。
黄色や紫など明るい色が目立つ場所では、落ち着いた色を取り入れると空間に馴染むでしょう。
色だけでなく、素材や取り入れる場所なども、重要な点です。明るい色でも落ち着いた印象が欲しい場合はマットな素材の物を選んだり、スリムなデザイン・石目調のデザインなどを選んだりすると良いでしょう。
設置場所はなるべく目立つ位置であることが重要です。目に入らない位置では、アクセントとしての役割を果たせなくなります。
インテリアを何から決めるべきか悩んだら
インテリアの正解を探るのは、難しいと考えてしまうかもしれません。しかし押さえるべきポイントがわかれば、イメージに近い空間づくりが実現できます。
これからインテリアづくりを考える方は、ご紹介した内容を参考にして、空間に彩を加えてみてください。
maturiteには、空間をおしゃれに飾るアイテムをたくさんご用意しております。インテリアコーディネートで悩んでいる方は、ぜひ、店舗に足をお運びください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。