「飲食店のトイレはおしゃれなほうがいい」理由と押さえるべきポイント

おしゃれなトイレを持つ飲食店にリピーターが多い理由

飲食店のトイレは、集客数を左右する大切な要素です。なぜ、狭くプライベートな空間であるはずのトイレが集客に関わってくるのでしょうか。

2013年にトイレメーカーのTOTOがおこなった、「飲食店トイレについての意識調査」によると「飲食店を選ぶ基準がトイレの清潔感」という人は、8人に1人いるとされています。

「落ち着くトイレ」と思ってもらえれば、店舗そのものへのイメージも良くなるでしょう。
逆に、素敵なレストランであっても、トイレが汚れていたり不快だったりすれば「もう1度足を運ぼう」という気にはなれないかもしれません。

トイレは賑やかな店内から放れ、我にかえる場所です。トイレの印象は店舗と同様かそれ以上に強く残るため、個性を演出しつつ居心地の良さを取り入れましょう。

飲食店のトイレで押さえるべきポイント

おしゃれで快適なトイレは、お客様に「もう1度来たい」という気持ちを植え付けます。
では、お客様が心地よいと思えるトイレとは、どのようなトイレなのでしょうか。

おしゃれで快適なトイレづくりのポイントを見てみましょう。

 
──清潔感──

トイレでは清潔感が欠かせません。
便座や床の汚れがないのはもちろん、水栓や鏡の水垢やシンクボウルの汚れなどにも注意しましょう。

また、暗すぎる照明は清掃がしにくくなります。薄暗い空間はお客様に落ち着きを与え、雰囲気の演出にも役立ちますが、つまづいたりぶつけたりする事故につながる危険性もあります。

トイレの照明の明るさは、最低でも手元が見えるくらいを意識しましょう。

 
──音楽──

落ち着いた音楽をトイレに加えることで、リラックス効果が高まります。香り同様に、店舗のイメージに沿ったメロディを選択しましょう。

また、あえて無音にするのもおすすめです。店舗のにぎやかな声を遠くに感じることでトイレを「別空間」と認識する効果が高まります。

 
──香り──

香りは空間の演出に役立つ存在です。トイレに香りを加えるのであれば、消臭効果のあるミント系をおすすめします。

お客様がほっとくつろげるようにハーブの香りも良い選択です。清潔感を重視するのであれば、石鹸の香りは好印象を与えます。

アジアン系や和風の飲食店なら、お香やヒノキの香りもおすすめです。店のイメージに沿った香りをリラックスできるトイレ空間に加えることで、より店舗への印象が残りやすくなります。

 
──空間デザイン──

トイレ空間そのものがおしゃれであること、さらに機能的であることなども忘れたくないポイントです。トイレは決して広くない場所。店舗のイメージに沿ったインテリアを少し加えるだけで、個性を演出できます。

また、トイレとは別にメイクスペースやトイレの「音消し」などがあると、喜んでもらえるでしょう。機能性を充実させることも、意識してみてください。

店舗の広さにもよりますが、トイレの位置にも注意が必要です。テーブル席から近すぎるトイレは、お客様を不快にさせてしまうことも。設計段階から手を加えられる場合は、トイレの位置は入念に計画したうえで決めたほうが良いでしょう。

 
──アメニティ──

女性にとって、トイレは用を足すだけの場所ではありません。メイクを直したり、身だしなみを整えたりする場所でもあります。

そのため、アメニティの充実度は女性の満足度を左右するもの。アメニティ自体は高価な品でなくても大丈夫なため、必要な品を一通り揃えておくのがおすすめです。

【トイレに置きたいアメニティ一覧】
　●　あぶら取紙
　●　綿棒
　●　生理用品
　●　マウスウォッシュ
　●　ペーパータオル
　●　コットン
　●　ハンドソープ

飲食店のトイレをおしゃれに！小物類にもこだわりを

飲食店のトイレをおしゃれにするには、インテリア選びが重要な要素となります。

とくにハンドソープディスペンサーやキャニスターといったアメニティ周りの品は、お客様が直接触れるものでもあるため、見られる機会が多いアイテムです。

また、水周りのアイテム類は汚れやすいもの。なるべく掃除がしやすく、汚れが目立たない品を選びましょう。

ディフューザー類も、香りが良いだけでなくデザインにもこだわることで、より洗練された印象を与えられます。

おしゃれなトイレで飲食店の集客数を増やす

おしゃれで快適なトイレは、お客様に心地よい時間を提供します。「もう1度来たい」と思えるような店にするために、必要なポイントをトイレにも取り入れましょう。

マチュリテでは飲食店のトイレを彩るのにぴったりなアイテムを多数取り揃えております。ぜひ足をお運びいただき、お手にとって品物をご覧ください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。