旅行先のホテルで、洗練されたバスルームに癒された経験がある方も多いのではないでしょうか。

いつものお風呂の時間が、まるで非日常のように感じられる瞬間は、日々の疲れをやさしくほぐしてくれます。

あの雰囲気を自宅でも再現できたら…と思いつつ、何から手をつければ良いのかわからず、後回しになってしまうことも多いようです。

そこでこの記事では、ホテルのバスルームの特徴を踏まえながら、今のお風呂を高級感のある空間に整えるためのポイントを紹介します。

 

ホテルのバスルームの特徴

ひとくちに「ホテルのバスルーム」といっても、その仕様は宿泊施設のタイプによって異なります。

ここでは、代表的な2つのスタイルについて、それぞれの特徴を解説します。

 
──ガラス張りのデザイン──

高級ホテルやラグジュアリーホテルでは、居室や洗面所とバスルームの間をガラスで仕切ったデザインを採用していることがあります。

これは限られた客室の中でも空間全体に広がりを感じさせ、洗練された印象を演出するための工夫です。

視線が抜けることで圧迫感がやわらぎ、まるでバスルームも部屋の一部であるかのような、一体感が生まれます。

 
──ユニットバス──

一方、ビジネスホテルやファミリー向けのホテルでは、洗面台・トイレ・浴槽が一体になったユニットバスが採用されていることが多くあります。

省スペースで機能性に優れているのが特徴ですが「ホテルっぽいお風呂」とは少しイメージが離れていると感じる方も多いかもしれません。

しかしユニットバスであっても素材や配色、照明の工夫次第で、上品で落ち着いた雰囲気に整えることは十分に可能です。

 

高級ホテルのようなおしゃれなバスルームを実現するポイント

ガラス張りのデザインや広いユニットバスなどは、住まいづくりの段階で設計が必要です。しかし大掛かりな工事や費用をかけず、ホテルのようなおしゃれなバスルームをつくりたいと考える方も多いのではないでしょうか。

ここからは、既存の住まいやマンション、ユニットバスのお風呂などでも、ホテルのような高級感を演出できる5つのポイントを紹介します。

 
──清潔感が第一──

ホテルのようなバスルームを目指すうえで、もっとも大切なのが清潔感です。

蛇口やシャワーヘッドなどの銀色の部分はぴかぴかに磨き、鏡も曇りのない状態を保つことで、まるできちんとした「おもてなし」を受けているように感じられるでしょう。

また、お風呂で採用されることの多い白い壁は水垢が目立ちにくいため、つい掃除の際に見落としてしまいがちですが、乾いたときや光が当たったときに、うっすらと汚れが浮かび上がっていることも少なくありません。

こまめな掃除に加えて、水垢や石鹸カスを防止するコーティング剤なども活用しながら、清潔な状態をキープできるようにしておきましょう。

排水口や目地部分など、汚れがたまりやすい箇所を定期的にチェックする習慣をつけることも、清潔感のある空間を保つうえで欠かせません。

 
──シャンプー・ボディソープはディスペンサーを活用──

市販のシャンプーボトルやボディソープの容器は、パッケージのデザインによってはどうしても生活感が出やすいアイテムです。

ボトルごと見た目の良いものに買い替える方法もありますが、水垢や石鹸カスによって次第に汚れが目立ってしまうこともあります。

そこでおすすめなのが、壁面に設置できるディスペンサーです。統一感のあるボトルデザインを選べば、それだけでバスルームの印象がぐっと洗練されます。

また、ボトル周りがぬめぬめするのを防げるだけでなく、お掃除の手間も軽減できます。

 
──掃除用具はお風呂の外に──

お風呂掃除用のスポンジやブラシなどを、浴室内に置いたままにしている方も多いかもしれません。

しかしホテルのような見た目のバスルームを目指すのであれば、こうした生活感の出るアイテムは視界に入らないようにすることが大切です。

面倒に感じるかもしれませんが、洗面台の下や別の収納スペースにしまっておくと良いでしょう。

 
──間接照明をプラス──

実はホテルのバスルームであっても、間接照明が備わっているケースは決して多くありません。しかし間接照明には非日常を演出する効果があるので、自宅のお風呂をホテルのように仕上げたい場合は、導入を検討してみてください。

キャンドルを湯船に浮かべたり、バスタブの縁に置いたりするだけでも、やわらかな灯りが空間に落ち着きと華やかさを添えてくれます。

 
──リラクゼーション効果のあるバスグッズの活用──

ホテルのお風呂で感じるようなくつろぎのひとときを自宅でも味わいたい場合は、バスグッズの力を借りるのも良い方法です。

たとえばアロマオイルやキャンドル、バスタブに渡して使えるバストレー、防水スピーカーで流す音楽など、リラクゼーション効果のあるアイテムを取り入れることで、視覚だけでなく五感で心地よさを感じられる空間に近づきます。

また、香りを楽しむアイテムは、季節によって内容を変えてみるのもおすすめです。夏はミントやシトラス系の爽やかな香り、冬はウッド系やバニラ系の温かみのある香りを選ぶなど、季節感を取り入れることで、バスタイムのマンネリ化を防ぐことにつながります。

 
──タオルの見せ方にもこだわる──

見落としがちですが、タオルの畳み方や置き方も、ホテルらしい雰囲気を左右する要素のひとつです。

無造作にかけるのではなく、三つ折りにして棚に重ねて置いたり、ロールタオルのように丸めてバスケットに収めたりすることで、洗練された印象がぐっと高まります。

白やベージュなど、色を統一したタオルを選ぶことも、上品でホテルライクな空間づくりには欠かせないポイントです。

 

まとめ

ホテルのバスルームが持つ心地よさは、豪華な設備だけでなく、清潔感や余白のある整え方から生まれているものです。

大がかりなリフォームをしなくても、清掃の習慣を見直したり、ディスペンサーや間接照明などのアイテムを取り入れたりするだけで、自宅のお風呂は少しずつホテルのような雰囲気に近づいていきます。

ぜひ今回の記事の内容を参考にして、日々のバスタイムを特別なひとときに変えてみてはいかがでしょうか。