花が空間でうまく映えなかったり、思ったような雰囲気にならなかったりした経験はないでしょうか。
花の美しさが思うように描けないのは、フラワーベース選びに失敗しているせいかもしれません。
フラワーベースは花を彩る「服」のようなもの。花の美しさをより際立たせる品を選びましょう。
フラワーベース選びのポイント
フラワーベースは花をより美しく引き立てる存在です。花の魅力を最大限に引き出せるように、フラワーベースを選ぶ際は花との相性はもちろん、空間とのバランスや扱いやすさなどといった、下記の要素が大切なポイントになります。
●サイズ
●素材
●デザイン
●洗いやすさ
それぞれの内容を、詳しく見てみましょう。
──サイズで選ぶ──
花とフラワーベースのサイズが合っていないとバランスが悪く見えてしまいます。
小さな草花や短い花を飾りたい場合は、15cmほどのサイズのフラワーベースを選ぶと良いでしょう。コンパクトにまとまり、かわいらしい印象を与えます。
花屋で見かける切り花といった高さが30〜45cmほどの花なら、その半分ほどの背丈である15〜30cmくらいのフラワーベースがおすすめです。茎部分の緑も見えて、すっきりとまとまります。
枝物や背の高い花を飾るのであれば、30cm以上のフラワーベースを選びましょう。花をしっかりと支えてくれます。
また、口径の広さも意識してみてください。口径が広いと花が広がり、花束のような豪華なイメージを演出できます。花の量が少なかったりすっきりまとめたかったりする場合は、10センチ程度の口径のフラワーベースがおすすめです。
──素材で選ぶ──
フラワーベースの素材によって、花のイメージは大きく変化します。たとえばヤマユリを飾る場合、陶器のフラワーベースなら華やかな印象が強くなります。陶器でも艶がないタイプなら、和風・モダンの落ち着いた雰囲気です。ガラスならヤマユリの繊細なイメージが際立つでしょう。
花をどのように見せたいかによって、適したフラワーベースの素材が異なります。空間とのバランスを見ながら、選んでみましょう。
──デザインで選ぶ──
フラワーベースの形も、花の印象を変える要素です。
すっきり見せたい場合はつぼ型のフラワーベースをおすすめします。縦に伸びるラインが美しく、凛とした印象が際立ちます。
ふんわりと花が広がる様子を楽しみたい場合は、ラッパ型のフラワーベースを選んでみてください。花を寝かせたりブーケの形を保ったりしたい場合は皿型のフラワーベースを選ぶのも、ひとつの方法です。
花本来の美しさを際立たせたいのであればシンプルなデザインをチョイスしてみましょう。ユニークなデザインのフラワーベースを選び、フォーカルポイントとするのも良いアイデアです。
──洗いやすさで選ぶ──
フラワーベースは、洗いやすいタイプを選びましょう。
フラワーベースの中はつねに湿っており、雑菌が繁殖しやすい環境です。汚れたフラワーベースに花を入れても、花はその美しさを長く保てません。
生花を長く楽しみたい方は、なるべく口が広く手洗いがしやすいタイプがおすすめです。
フラワーベースが花の表情を変える
フラワーベースのデザインや素材、サイズによって花は表情を変化させます。花と相性が良く、空間にも合うフラワーベースを選びましょう。
マチュリテには、さまざまなフラワーベースのご用意があります。花に関わるその他の品も数多く取り扱っているため、空間に彩りを加えたい方は、ぜひご来店ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。