ラスティックテイストは、空間を穏やかに彩るのに欠かせない存在です。近年ではモダンやアーバンテイストといった、真逆の存在と組み合わせて使うケースも増えています。

多くの空間で活用されることの多いラスティックとは、どのような物で、どのような魅力があるのでしょうか。

この記事では、ラスティックテイストの魅力と取り入れ方についてご紹介します。

そもそもラスティックとは?

ラスティックアイテム・ラスティックスタイルという言葉を聞いた事がない方も、少なくないでしょう。

ラスティックとは英語で「田舎風・素朴」といった意味です。インテリア用語として使われる際は、素材感を活かしたデザインのことを指します。

たとえば、梁やレンガが主役の空間や自然素材で編まれたカゴ。これらのような外国の田舎を連想させる雰囲気があるデザインを、「ラスティック」と称します。

ラスティックアイテムの魅力①落ち着いた空間づくりができる

ラスティックアイテムの魅力の1つが、落ち着いた空間づくりで役立つ、という点です。

自然の気配を感じるラスティックアイテムは、見る人に温かで優しい印象を与えてくれます。

ゆったりとくつろぎたいリビングや寝室といった居室だけでなく、お客様をお出迎えする空間でも取り入れたいテイストです。

ラスティックアイテムの魅力②高級感の演出

ラスティックアイテムは、自然の温もりをふんだんに感じるもの。豊かな自然の気配は、チープな印象を与えません。

立派な柱や暖炉がある家はもちろん、籐をていねいに編み上げたカゴや手彫りの木材のオブジェなどが空間にあるだけで、高級感の演出が叶うでしょう。

ラスティックアイテムの魅力③インテリアテイストを選ばない

ラスティックアイテムは、どのようなテイストの空間とも相性が良いと言えます。

ラスティックと同じ「田舎」の意味を持つカントリーテイストでは、ラスティックなアイテムが主役となって構成されます。モダンやホテルライクな空間ともラスティックは合わせやすく、ソファーやアイアンなどの人工物と木材のアイテムが組み合わされることで、隙のない空間に親しみが生まれます。

これらのスタイリッシュ × ラスティックの組み合わせは、海外からも注目されているインテリアデザインの1つです。

また、ラスティックは和テイストと合わせて使われることもあります。和テイストがそもそも自然の雰囲気を多く使って構成されている背景もあり、ラスティックアイテムを組み合わせることで、より優しい雰囲気が強まるでしょう。

このように、ラスティックはどのような空間においても活用できる存在です。インテリアの足し算・引き算に役立つため、積極的に取り入れたいテイストと言えます。

ラスティックアイテムの取り入れ方

ラスティックアイテムの取り入れ方は、さまざまです。手軽で簡単な方法としては、ドライフラワーやオブジェなどを活用すること。視界に入る位置にこれらを置いておくだけでも、ラスティックの雰囲気を感じられます。

オブジェをラスティックで統一したり、異素材のアイテムと組み合わせてリズムを生んだりと調整がしやすい点も、ラスティックな小物類における魅力の1つです。

もっとラスティックの気配を強めたいのであれば、大型の家具や内装デザインに取り入れるのもひとつの手。棚やテーブル、むき出しの梁やレンガ貼りの壁など、作り物ではないラスティックなインテリアが、空間に高級感と自然ならではの伸びやかさを生みます。

そのほかにも、綿100%のレースカーテンや羊毛のアイテムなどで、ラスティックを演出することも。ラスティックな空間は石や木だけでなく、自然の気配を感じられるアイテムで構成されるものです。

温もりを感じるインテリアやオブジェを厳選して、空間を彩ってみてください。

ラスティックアイテムで心地良い空間づくりを

ラスティックな空間は、穏やかさや温もりをそこにいる人に感じさせてくれます。ラスティックなテイストを加えたい場合は、まずはオブジェや小物類から取り入れてみましょう。

マチュリテでは、ラスティックアイテムを数多く取り揃えています。きっと、店舗インテリアと相性が良い品も見つかるはず。

ぜひ、店舗にお越しいただき、当店自慢のアイテムをゆっくりとご覧ください。

スタッフ一同、心よりご来店をお待ちしております。