空間を彩るグリーンは飾り方に工夫を加えることで、魅力をより引き立たせられます。
今回はグリーンの存在感を強めつつ、空間に馴染む飾り方のコツについて、ご紹介します。
グリーンをきれいに見せる方法① 高低差・奥行きで立体感を出す
インテリアやオブジェを美しく見せる、「立体感の演出」。このテクニックは、グリーンでも応用が効きます。
グリーンの配置に高低差や奥行きなどを取り入れて、リズムを生んでみましょう。グリーンが賑わってている印象になり、華やかさが増します。
また、植物は多種多様なものが合わさり、どれも背が揃っていないのが本来の姿です。背の高いタイプ・中くらいのタイプ・小さいタイプの3種類を組み合わせることで、より自然な状態に近づけ、いきいきとした印象も与えられます。
グリーンをきれいに見せる方法② 飾る場場所を工夫する
グリーンを飾る場所にも、注意を払ってみてください。
大きなグリーンは床に直置き、小さなものは背の高い所に飾るなど、置き場所に工夫をすることでグリーンが視界に入りやすくなり、存在感も増します。
プラント用チェアの活用や棚の上など、グリーンが目立つ場所を探して設置をしましょう。
また、本物のグリーンを取り入れるのであれば、日光や風通しにも気を配る必要があります。グリーンの種類によっては強すぎる日差しが苦手だったり、風通しが悪いと枯れてしまうものも少なくありません。
そのためグリーン導入の前に、お出迎えをするグリーンの性質をよく確認しておくことが大切です。その上で、見栄えとそれぞれの生育に適した飾る場所の目星を、つけておきましょう。
グリーンをきれいに見せる方法③ 大きなグリーンを1つ置く
グリーンを飾る場合、空間の規模にもよりますが、フォーカルポイントとなる大きなグリーンが1つあると華やかさが増します。床に直置きしても充分な存在感がある、背の高いグリーンを空間に1つ取り入れておくと良いでしょう。
グリーンを複数個、配置する予定の場合は、①の項でも触れたように大・中・小で揃えるのがおすすめです。
グリーンをきれいに見せる方法④ 鉢で表情を変える
グリーンが置かれていると、その青々とした美しさについ意識が向いてしまいがち。しかし、グリーンを引き立てる植木鉢も、空間を彩る大切な存在です。
植木鉢のデザインによって、グリーンの印象は変わってきます。たとえば、アロエをブリキデザインの鉢に入れたとしましょう。アロエ自身のゴツゴツとしたフォルムも相まって、無骨な印象を抱くのではないでしょうか。
一方で、木素材の鉢に入れた場合はボタニカルな雰囲気が強まり、ナチュラルテイストの空間に合うグリーンへと変化します。
このように、グリーンは鉢1つで表情が大きく異なるもの。空間に合った鉢を選ぶことで、インテリアとして際立った存在になります。
グリーンをきれいに見せる方法⑤ アーティフィシャルフラワーも活用する
グリーンを飾る際には、アーティフィシャルフラワーを混ぜるのがおすすめです。
アーティフィシャルフラワーの魅力は、手入れがいらず、美しさを保てること。水をやるのが困難な背の高い位置や、風通し・光の入りが悪い場所にグリーンを飾る場合は、アーティフィシャルフラワーを用いると良いでしょう。
また、手が届く範囲にもアーティフィシャルフラワーを1つ2つ、混ぜておくとより効果的です。本物のいきいきとした表情に混ざることで、アーティフィシャルフラワーから人工の気配が消えます。
そのためアーティフィシャルフラワーで埋め尽くされてしまう一画があったとしても、空間全体で本物との違いがわかりにくくなる工夫をすることで、よりリアルさが増すでしょう。
グリーンで空間に穏やかさを加えよう
グリーンがあることで、空間に穏やかさが増します。また、青々と茂ったグリーンはインテリアとしてアクセントにもなるため、空間を引き締めたいシーンでおすすめです。
マチュリテではアーティシャルフラワーやフェイクグリーンを多く取り扱っています。グリーンのお世話の手間やコストを抑えたい方は、ぜひ、お気軽にご相談ください。