大きな買い物の決定権は、女性が下すことが多いとされています。その証拠に財布の紐は女性が握っている、という家庭も少なくありません。

つまり、女性に好まれる店舗であることは、業績アップにも繋がると考えられるでしょう。では、女性に好まれる店舗とはどのようなものなのでしょうか?

この記事では、女性客を増やすインテリアの施策について、ご紹介します。

インテリアテイストは店舗イメージを最優先

女性に好まれるインテリアというと、北欧風やフレンチカントリー風など、優しい雰囲気を思い浮かべるのではないでしょうか。

たしかに柔らかなイメージのインテリアテイストは、女性人気が高いと言えます。しかし女性に人気だからと、店舗のコンセプトと異なるインテリアデザインを選ぶのは注意が必要です。店舗のコンセプトと顧客が抱くイメージにずれが生じてしまい、その結果、顧客が定着しにくくなる可能性があります。

では、現行の店舗イメージを崩さずに女性客が好むインテリ要素を取り入れるには、どのようにすれば良いのでしょうか?

曲線でくつろぎのイメージをプラス

ホテルラウンジやモダンなレストランなど、ダークな色合いを多めに使い照明を落とした店舗は、男性的なイメージが強いと言えます。そのため女性客が1人では入りにくい、と感じてしまうケースもあるでしょう。

ラグジュアリな雰囲気の中に女性的な要素を加える場合は、曲線デザインを用いるのがおすすめです。内装や家具のカーブラインは、見る人にくつろぎのイメージを印象付けます。かっちりとした男性的な空間でも、カーブラインをインテリアに入れることで居心地の良さが増し、女性客にとっての敷居を下げるでしょう。

木のオブジェ・インテリアで親しみをプラス

木製デザインのインテリアは、男女問わず人気です。木製インテリアが持つ温もりは、空間に優しい雰囲気や親しみやすさを加えてくれます。

上述したラグジュアリな空間だけでなく、ロックテイストやブルックリンスタイル、プラスチック素材をメインとした近代的なインテリアなど、すべての男性的なインテリアジャンルと相性が良いのも、木製インテリアの特徴です。

空間に加えることでクールなイメージを崩さず、女性でも居心地が良いと思える店舗へと変化するでしょう。

女性らしい色味を加える

女性らしい色味とは、ピンクや水色、グリーンなどが該当します。しかしパステルカラーをそのまま店舗インテリアとして加えてしまうと、浮いてしまう可能性も。

女性らしい色味をインテリアに加える場合、既存インテリアのテイストに合わせてトーンダウンをさせましょう。たとえばピンクならグレーやベージュが混ざったトーンなら、同じ女性らしさでも大人っぽい雰囲気が増します。赤紫が混ざったような濃いめのピンクなら、空間のアクセントとして強い存在感を放つでしょう。ポップな印象を加えるのにも、役立ちます。

明るい色が1つ加わるだけで、店舗に華やかさが増します。ぜひ、試してみてください。

フォトジェニックな要素

近年はSNSが一般化しており、中でもインスタグラムやTikTokは女性ユーザーがメインです。そのためフォトジェニックな要素がありSNSウケが良い店舗は、女性客に好まれる傾向にあります。

フォトジェニックな要素は、メニューや食べ物で補おうと考えてしまいがちですが、インテリアでも取り入れることが可能です。たとえばオブジェに遊び心を加えてみたり天井から吊すライトに個性を加えてみたり。

フォトジェニック=おしゃれなワンポイントを取り入れることで、女性客の心を掴むきっかけとなるでしょう。

女性に好まれるインテリアを考えよう

女性客が好むインテリアを目指すのであれば、落ち着けることや優しい雰囲気が感じられることが大切です。

ぜひ記事を参考にして、女性客を増やす施策を取り入れてみてください。

また、maturiteでは、女性向けのインテリアやオブジェを多数取り揃えています。ぜひ店舗にお越しいただき、実物を御確認ください。

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