クリスマスが近づくと、街も装いを変えて楽しい雰囲気になります。
家や店舗の内装もクリスマスモードに切り替える方が多いのではないでしょうか。
ところが、クリスマスオブジェを楽しめる期間は長くありません。
短い期間だからこそクリスマスらしい特別感が出るのは確かですが、片付けの手間や予算を考えると、クリスマス後もそのまま使えるようなオブジェを選択したいもの。
クリスマスとしての季節感を与えつつ、日常のインテリアとしても活かせるようなオブジェとはどんなものなのでしょうか。

クリスマスアイテム以外でクリスマスらしさを出す

クリスマスのオブジェといえば、サンタクロースやツリーを象ったデザインがポピュラーです。しかしこれらのデザインは、クリスマス以外では活かすのが難しいと言えます。
そのためせっかく揃えても、出番があるのは年1回のみ。出し入れの手間や、年1回のためだけに豪華なオブジェを揃える予算は、できることなら削減したいと思うのではないでしょうか。
日常使いのアイテムでクリスマスを演出できれば、手間・予算の削減につながります。
そこで、クリスマスらしさを演出しつつクリスマス以外の季節にも活用できるオブジェについて、ご提案します。

──ゴールド&ホワイトのオブジェを多めに──

ゴールドのオブジェは日常使いにもクリスマスにも適した存在です。
オフシーズンには空間に高級感を与えるアイテムとして魅力を放ちます。クリスマスシーズンにはキラキラとした華やかな存在として、楽しいひと時を彩るでしょう。

ゴールドと同じくらい日常使い&クリスマスにぴったりなのが、ホワイトのオブジェです。
ホワイトは雪や天使の羽を連想させるため、ロマンチックなクリスマスを演出したい空間に合います。クリスマス以外の時期でもテイストを選ばないホワイトのオブジェは、他のインテリアとよく馴染むでしょう。
普段はフラワーベースやフォトフレームなどにさりげなくホワイトを取り入れて、クリスマスの時期には目立つ位置に移動させる……といった使い方をしてみてはいかがでしょうか。

──赤×緑もクリスマスらしい色合いに──

クリスマスの定番カラーの赤×緑の組み合わせも、工夫次第で普段使いのインテリアとして馴染みます。
たとえば、赤い花にグリーンの葉っぱなら自然体で赤×緑のクリスマスカラーが実現します。
他にもクッションやインテリア小物に赤を取り入れて、そばに観葉植物を組み合わせれば、赤×緑の組み合わせができるでしょう。
普段はお互いを離して設置をし、クリスマスシーズンには近づいて飾れば、日常使いのアイテムでクリスマステイストを演出できます。

──冬を連想させるアイテムを飾る──

クリスマスといえば雪。雪といえば、冬です。
冬を連想させる暖かな素材をオブジェやインテリアに取り入れることで、クリスマスのイメージが濃くなります。

もこもこ素材の小物や温かなラグ、膝掛けなどを見える場所に置くことで、クリスマスらしい印象を強くしましょう。
もちろんこれらのアイテムは、普段使いをしても何も違和感を生みません。
冬になると当たり前のように取り入れているオブジェやインテリア、日用品が、思いのほかクリスマスらしさを生んでくれることでしょう。

──キャンドルを取り入れる──

アロマキャンドルの優しい炎の灯は、見る人の心を癒してくれます。リラクゼーションアイテムとして使われることが多いですが、クリスマスの厳かなイメージづくりにもぴったりです。
ロマンチックな間接照明として、積極的に活用してみてください。
匂いがないタイプのキャンドルであれば、テーブルコーディネートのアイテムとして取り入れるのもおすすめです。食卓にキャンドルの灯りがあることで、普段とは違う「特別なディナー」のイメージが生じるでしょう。

クリスマスのインテリアは、不思議とワクワクさせてくれるもの。特別な感じが良いですが、日常使いをしているオブジェやインテリアも組み合わせ方によっては、クリスマスのイメージを作れます。
クリスマスアイテムと組み合わせて使ったり、クリスマスシーズンのみ配置や組み合わせを変えてクリスマスらしさを演出してみたり。
クリスマス専用ではないオブジェやインテリアでも、クリスマスを楽しめる工夫を取り入れてみてください。