香りは人の感情と記憶に直結するとされています。

ゲストに心地よくいてもらいたいシーンでは、香りと一緒にサービスを提供すると効果的です。
さらに、香りは自分自身を癒す存在でもあります。
香りがそっとそばに寄り添ってくれることで、仕事や日常生活のストレスも軽減できるでしょう。

香りをどのように提供しどのように楽しむか、マチュリテがご提案します。

香りは「なりたい自分」を実現してくれる

人の気持ちは、香りで変化します。

「こんなに気持ちに余裕がない自分は嫌だ」
「早く浮上しないといけないのに、落ち込んで元気が出ない」

そんな時は、香りのちからを借りてみませんか。
匂いをかいだくらいで何が変わるものか、と思う方もいるでしょう。
しかし不思議なほど、人の気持ちは香りで変化するものです。

心の状況に応じた香り

そうはいっても、どんな匂いでもあるだけで心を理想の状態に保ってくれる、というわけではありません。

たとえば、食事中のきつい香水のにおいは敬遠されます。
寝る時に刺激的な香りがそばにあれば、深い眠りには落ちにくいでしょう。

シーンとなりたい状況に応じて、香りの使い分けをしましょう。

──イライラを鎮めたいとき──

イライラを落ち着かせたいときは、ラベンダーやローズ、ヒノキといった自然の香りがおすすめです。
開放的な気持ちになり、モヤのかかったような胸とカッとなった頭を晴れさせてくれます。
自分で使うのも良いですが、気持ちを落ち着けてほしい相手に使うのも有効です。

──すっきり目覚めたいとき──

歯を磨くとなぜかすっとしたり、ハッカの匂いで頭が冴えたりした経験はないでしょうか。
すっきりとした目覚めを求めるときは、ミントの香りが効果的です。レモンやグレープフルーツといった柑橘系の香りも、快活な自分を取り戻してくれます。

──不安な気持ちを取り除きたいとき──

仕事や人間関係で不安を抱えているときは、ベルガモットの香りがおすすめ。ほのかな甘い香りで、不安とうまく向き合う勇気を与えてくれます。
リラックスしてほしいシーンや悩みを抱えている方には、ベルガモットの香りで元気をわけてあげてはいかがでしょうか?

ディフューザーのデザイン次第で香りがオブジェにもなる

香りだけでなく目でも癒しを得たいかたは、ディフューザーのデザインにもこだわってみませんか。

ディフューザーのデザインによっては、ルームフレグランスもオブジェの一部となります。
インテリアとして主張をしながら良い香りを放つフレグランスは、空間にはなくてはならない存在となるでしょう。

香りは香油・精油だけではない

香りを楽しめるのは、ルームフレグランスやアロマだけではありません。石鹸やボディクリームなどでお好みの香りに包まれるのも良い方法です。

石鹸・ボディクリームを使うシーンは、入浴中かお風呂上がりがほとんどです。つまり、心身が1番リラックスしている状態だといえます。
心の鎧をすっかり脱ぎ捨てているときに心地よい香りに包まれれば、その瞬間は何にも代えられない大切な癒しタイムとなるでしょう。

香りは人の心を操作する

ルームフレグランスは自室に置いても良いですが、店舗やサロンなどでも活躍します。良い香りは漂う空間は、不思議と「心地よい場所」と認識させてしまうものです。香りがゲストの心をときほぐし、サービスへの満足度に一役買う存在となるでしょう。