リビングをはじめとする洋室のインテリアにはこだわるけれど、和室は入居したときのまま、という方も少なくありません。和室は手を加えなくても雰囲気のある場所なため、あえてシンプルにして、本来の魅力を活かすのも良いです。しかし、海外風のインテリアを足すことで、さらに和室の良さが引き出せる場合があります。

海外風オブジェが和室に合う

ベースは洋風でも、リビング脇や客間に和室を1室だけ用意しているご家庭も多くあります。
和室の凛とした佇まいと清潔な雰囲気は、背筋を自然とシャンとさせてくれます。一方で、ごろりと寝転がれる畳に癒されリラックスできる、という方も少なくありません。

このように和室は洋室にはない不思議な魅力があります。キリリとした空気感の中に穏やかな優しさを感じる場所だといえるでしょう。そんな独特な雰囲気を持つ和室には、どのようなオブジェや小物を置けば良いのか、迷う方が多くいらっしゃいます。

マチュリテは、あえて「和室に海外風」のオブジェのコーディネートを提案します。

海外風オブジェは自然素材が豊か

マチュリテで扱う海外輸入のオブジェの中には、自然素材を豊富に扱うものが多くあります。
たとえばこちらのラタンのカゴは、フランスのブランド「Baolgi(バオルジィ)」のものです。洋風のお部屋はもちろんですが、同じく自然素材の畳と合わせることで、それぞれの持つ涼しげな印象が強調されます。

 

こちらの藁とスチールのトレーは海外らしい、スタイリッシュで隙のない雰囲気が魅力です。画像のように上品なお花と組み合わせると、どこか和を思わせるような奥ゆかしさと柔らかさが生まれます。

ツイスト型のユニークな木のオブジェも、玄関や棚の上のインテリアとしてよく映えるでしょう。装飾の少ない和室に飾ればフォーカルポイントとなり、和モダンの空間が完成します。

このように、海外インテリアの定番である自然素材は、和室にもよく合います。和室自体も木や畳、和紙など自然素材をメインとして作られた部屋です。海外を感じさせる洗練されたオブジェも、自然素材を使用したタイプであれば、和室に溶け込みやすいでしょう。

西洋オブジェで和室に重厚感をプラス

では、自然素材ではない海外風インテリアは和室には合わないのでしょうか?

たとえばこちらの大理石のキャンドルホルダーを和室に置くなら、畳+ローテーブルではなく、畳+ダイニングテーブルといったふうに、和と洋を織りまぜた空間が適しています。大理石の持つ重厚感がお部屋にレトロな雰囲気をプラスし、大正ロマンを思わせるようなクラシカルな和室づくりのきっかけとなるでしょう。

マチュリテの定番商品でもあるルームフレグランスも、香りやボトルデザインによっては、和室にマッチするものになります。
花の香りや緑といった自然な香りのタイプなら、和室本来が持つ畳の香りを妨げません。い草の匂いとルームフレグランスのナチュラルな香りがほどよく溶け合い、癒し効果も増します。ボトルデザインも陶器タイプを選べば和室にもとけ込みやすく、情緒を損ないません。

和室に合う海外風家具は、自然素材だけではありません。畳の色や障子の色、床の間や敷居・鴨居といった枠の部分の色などによっては、大理石や陶器がよく映える場合もあります。

和室の雰囲気のよって、オブジェの色・素材・形などを選ぶことが大切です。

海外風オブジェを和の雰囲気に馴染ませる

海外風のオブジェや海外輸入の品は、洋風のお部屋にしか合わない、と思われがちです。しかし和室に洋を足すことで、和の良さが増す場合があります。マチュリテの扱うオブジェで、和室の魅力を充分に引き出してください。