良い香り、好みの香りと感じるものは自然と人をリラックスさせ、前向きな気持ちへと導いてくれます。
一方で不慣れな香り、好みでない香りがそばにあると、どこか落ち着かなくてそわそわするものです。

香りが人に与える影響は大きいもの。

目には見えないけれど空気の中に溶け込み、いつも私たちのそばにいてくれる「香り」で、自分自身を上手にコントロールしましょう。

香りは記憶と結びつく

雨上がりの濡れたアスファルト、うずまきの蚊取り線香、お化粧の香り。

ある特定の香りを感じたとき、ふっ、とどこか懐かしいような感覚を思い出す、そんな経験はありませんか。

香りは記憶と結びつく、といわれています。

「プルースト効果」と呼ばれるものであり、フランスの作家「マルセル・プルースト」氏の小説の中で、紅茶に浸したマドレーヌの香りで子供時代を思い出す描写があります。そこから、名付けられたそうです。

楽しい思い出やけっして忘れたくない思い出も、時間がたてば頭から消えてしまうこともあるでしょう。

しかし人は五感で記憶を刺激して呼び戻すことができる、というのならば、忘れたくない大切な日々こそ、香りと共に過ごすべきなのかもしれません。

疲れた心と体を香りで労る

ゆっくりお風呂に浸かるのも、ベットでひたすら眠り続けるのも、疲労がたまった心と体にとっては大切な時間です。
心身の緊張をほぐすことで、自分自身がリセットされるのを感じるでしょう。

実は香りにも、同等の効果があります。

好みの香りや懐かしい香りは、友人や家族との会話や温かなお風呂、ベッドのように、自分自身を優しく包んでくれる存在です。
さらに、大切な時間と香りをセットで記憶することで、その後は香りをかぐだけで満ち足りた時間を思い出し、前に進む力が生まれます。

香りは目に見えないけれど、いつもそばにいて自身を優しく慰め、背中を押してくれる存在だといえるのです。

 

香りの取り入れ方

香りを毎日の生活の中に取り入れる場合、いくつかのやり方があります。

ディフューザーで空間全体を香りで満たせば、部屋のどこにいても何をしていても、香りが自身を包み込んでくれます。
また、ディフューザーはインテリアとしても成り立つため、好みのデザインを取り入れれば、鼻と目で、癒しを感じることもできるでしょう。

スプレーや香水で身にまとえば、外出先でも香りとともに過ごせます。

「香るだけで落ち着く」「そばにあってほしい」と思えるような香りに出会えることは、大切に思える時間を持ち合わせている証拠であり、とても幸運なことです。

香るたびに幸せな感覚を思い出せるよう、ライフスタイルに合わせて香りを取り入れ、自身を作るものの一部としましょう。

maturiteがお届けする香り

marutieでは、ディフューザーをはじめとする香りアイテムを、豊富に取り揃えております。

maturiteが選ぶアイテムは、上品な香りがするだけでなく見た目も眺めているだけで幸せな気持ちになるようにと、デザインやフォルムにもこだわったものばかりです。

優しい香りが広がる洗練された空間で、心と体をじっくり癒してあげてください。