忙しい日々の暮らしの中で、日常的な癒やしを求める方が増えています。

ボタニカルインテリアは植物を使ったインテリアスタイルで、リラックス効果や空気の浄化など心身ともに良い影響をもたらします。

この記事ではボタニカルインテリアの魅力や取り入れ方のコツ、さまざまなインテリアテイストとの相性の良い組み合わせについてご紹介します。

自然の力を活かして、癒し効果のある空間を実現しましょう。

 

ボタニカルインテリアとは?

ボタニカルインテリアとは、植物を取り入れたインテリアスタイルのことを指します。

ボタニカルインテリアを取り入れることで、室内でも植物によるリラックス効果を得られたり、空間に活き活きとした雰囲気を加えたりすることが可能です。

植物によるさまざまな効果を得られることから、一般住宅はもちろん、店舗やオフィスなどでもボタニカルインテリアは用いられています。

 

ボタニカルインテリアの魅力

植物をたっぷり使うボタニカルインテリアが注目を浴びる理由は、自然をインテリアに取り入れることで感じられる魅力があるためです。

ボタニカルインテリアの魅力について、見ていきましょう。

 
──屋内でも自然を感じられる──

ボタニカルインテリアの最大の魅力は、屋内でありながら自然を感じられる点です。

植物によるリラックス効果や癒しの作用についてはすでに様々な研究結果が出ており、人々の心をほぐし疲れを取るのに効果的であることがわかっています。

ボタニカルインテリアを取り入れ、日常生活の中で常に植物と接することで、ストレス軽減が叶うでしょう。

また季節の植物をインテリアに取り入れることで、四季の変化を感じられるようにもなります。リモートワークや在宅時間が増え外に出る機会が減った現代において、季節の移り変わりを感じられるボタニカルインテリアはとても相性の良い存在です。

 
──自然の力による調湿・空気清浄効果──

自然の力を借りて、快適な室内環境を維持することができるのも、ボタニカルインテリアの魅力です。

植物は光合成を行う際に空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。「自然の空気清浄機」として働くことから、人の多いオフィスや店舗などにもぴったりです。

また植物には根から吸い上げた水分を葉から放出し、自身の周辺の水分量を調整する働きもあります。乾燥しがちな冬場や湿度が高くなる梅雨の時期においても、植物が適度な湿度を保つ手助けをしてくれるため、快適に過ごすことができます。

 

ボタニカルインテリアのつくり方のコツ

ボタニカルインテリアをつくる際は、次のポイントを押させることが大切です。

ボタニカルインテリアつくりのコツを、ご紹介します。

 
──植物の置き場所・置き方に工夫を加える──

ボタニカルインテリアの空間を快適にするためには、植物の置き場所に工夫を加えることが大切です。

日があたり風通しの良い場所に植物を配することで、植物の活き活きと美しい状態を保ちやすくなります。また、植物の葉同士が重ならないように、適切な距離を設けることも押さえておきましょう。植物の葉同士が重なると、光合成の効率性が落ちてしまうことが考えられます。

さらに植物の置き方にも、アイデアを加えてみましょう。

高低差をつけてリズミカルに植物を配置することで、空間に動きが出て華やかな印象になります。ハンギングプランツを使って植物を吊るせば、空間のどこからでも緑が視界に入りやすくなるでしょう。

植物の配置によって空間の雰囲気が大きく変わるため、デザイン性を意識しながら置き場所を決めてみてください。

 
──自然素材のアイテムを取り入れる──

ボタニカルインテリアを際立たせるためには、植物と相性の良い自然素材のアイテムを取り入れることがポイントです。

例えばウッドやラタンなどの自然素材を使った家具や装飾品を選ぶことで、空間の自然豊かな雰囲気が増します。その他にも、ファブリック製品には綿やリネンなど自然の温かみを感じられるものを取り入れるのがおすすめです。

植物と家具に統一感をもたせることで、インテリア全体のバランスが整います。

 
──植物を入れる容器にもこだわる──

植物を飾る際には、容器にもこだわってみてください。植物を生ける花瓶やベースなどのデザインによって、植物の表情も大きく変化します。

また、植物を生けるアイテムはインテリアにも大きな影響を与えます。

植物の見え方やインテリアとのバランスなどを考慮して、花を飾るアイテムを選んでみましょう。

 

ボタニカルインテリアと相性の良いインテリアテイスト

ボタニカルインテリアは、他のインテリアテイストと組み合わせることで、それぞれ違った緑の美しさを楽しめます。

ここからはボタニカルインテリアと相性の良いインテリアテイストをご紹介します。

 
──ボタニカル × モダン──

直線的なデザインのモダンインテリアに、自由に枝葉を伸ばすボタニカルインテリアが組み合わさることで、都会的なクールな雰囲気の中にほっこりと落ち着く優しさを感じられるようになります。対照的なテイストだからこそ、それぞれの魅力が際立つおすすめの組み合わせです。

 
──ボタニカル × 北欧──

北欧デザインとボタニカルインテリアは、自然を大切にする共通点から、相性がとても良い組み合わせです。

ナチュラルな木材やシンプルで機能的な家具と、植物のグリーンを組み合わせることで、温かみのある快適な空間を作り上げます。

 
──ボタニカル × リゾート風──

リゾート風インテリアにボタニカルを取り入れることで、非日常感あふれる空間が生まれます。ヤシやモンステラなどの大ぶりの観葉植物を使って、リゾートホテルのような開放感を演出しましょう。

 
──ボタニカル × ヴィンテージ風──

ヴィンテージインテリアにボタニカル要素を加えると、クラシックな雰囲気に活気がプラスされます。

ヴィンテージ家具の落ち着いた色合いや質感と植物のグリーンのコントラストも美しく、2つが組み合わさることで、空間全体に深みが生まれます。

 

ボタニカルインテリアを取り入れる際の注意点

ボタニカルインテリアを取り入れる際には、植物の管理が重要です。

枯れたり色褪せたりしないように、定期的に水やりやお手入れなどをしましょう。また、季節や時間によって日の入り方は異なるため、植物の位置を固定せず、快適な環境に適宜移動させることも大切です。

忙しかったり植物の数が多すぎたりといった理由で植物の管理が難しい場合は、アーティフィシャルフラワー(造花)を利用するのも一つの手です。最近ではリアルな質感のアーティフィシャルフラワーも多く、手軽にボタニカルインテリアを楽しむことができます。

 

ボタニカルインテリアで空間を彩ろう

ボタニカルインテリアを取り入れることで、空間に鮮やかさや活気が増します。植物の持つリラックス効果や空気清浄効果なども得られるため、心地よい空間づくりにぴったりです。

マチュリテには、ボタニカルインテリアにおすすめなアーティフィシャルフラワーを、数多く取り揃えています。空間の雰囲気に合わせて選択でき、フラワーコーディネートのお手伝いも可能です。

ボタニカルインテリアを取り入れたい方は、ぜひ店舗まで足をお運びいただき、お気に入りのアーティフィシャルフラワーを探してみてください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。