玄関は住まいや店舗の顔といえる場所です。おしゃれに見せることで、内装やこれから受けるおもてなしへの期待値も向上します。
また、おしゃれで清潔な玄関は、訪れた人をほっとさせる効果も期待できます。住まいや店舗に足を運んだ人がリラックスして過ごせるように、玄関は常に華やかで整った状態を保ちましょう。
この記事では、玄関をおしゃれに保つためのポイントについて、ご紹介します。
玄関をおしゃれに見せるポイント
玄関をおしゃれに見せるために、次のポイントを意識してレイアウトを考えてみましょう。
● 生活感は見せない収納を
● インテリアテイストのテーマ決め
● 掃除のしやすさ
● 清潔感と高級感を演出する配色
● 装飾品を加える
それぞれの内容について、詳しく解説します。
──ポイント1.生活感は見せない収納を──
玄関は生活感が出やすい場所です。お招きするゲストに日常を忘れた時間を過ごしてもらうためにも、生活感はなるべく感じさせない収納を心がけましょう。
たとえば、脱いだ靴やこれから履くスリッパなどは目に付かない場所に収納できる工夫が、玄関には求められます。シューズボックスを設置しても良いですが、玄関スペースが狭い場合はシューズボックスが空間を圧迫してしまうこともあるでしょう。
その場合はコンパクトな空間でも靴をすっきり収納できる、シューズラックを検討してみましょう。
──ポイント2.インテリアテイストのテーマ決め──
店舗の内装や住まいのリビング同様に、玄関にもインテリアのテーマを設けることをおすすめします。インテリアのテーマが明らかになることで、揃えるべきアイテムや配色バランスの正解などが見えてきます。
店舗の場合は店舗イメージと沿ったインテリアテーマを検討してみましょう。
また、玄関のインテリアテイストに遊び心を加えるのもおすすめです。王道から少しずらしたセンスがプラスされることで、これから通される空間への期待値が高まり、訪れた人の記憶にも残りやすくなります。
──ポイント3.掃除のしやすさ──
玄関を華やかに整えることは、訪れた人をおもてなしする上で大切な要素です。しかし清潔さに欠けていると、どれだけ玄関をおしゃれに飾っても魅力は半減してしまいます。
玄関が常に清潔な場所でいられるように、掃除のしやすさにも着目してみましょう。
掃除がしやすい玄関をつくるには、汚れにくい土間やホコリがたまらない構造、泥がついてもすぐに洗い流せる工夫などが求められます。
とくに小さなお子さまが訪れることが多い玄関の場合、汚れを手軽に除去できるアイデアは積極的に取り入れたほうが良いでしょう。
また、玄関はにおいが溜まりやすい場所です。不快なニオイがたまらないように、通風経路の確保も検討してみてください。消臭効果のあるアイテムを取り入れるのも、良い方法です。
──ポイント4.清潔感と高級感を演出する配色──
玄関の配色は、清潔感と高級感を演出できる色を取り入れることをおすすめします。
白は清潔感を連想させる色です。しかし汚れが目立ちやすく、壁紙や床に採用した場合はメンテナンスの頻度が高くなります。
白系でありながらトーンを抑えたベージュ系の色は、汚れが目立ちにくいカラーです。高級感の演出もでき、インテリアテイストを問わないため、配色決めに迷った際はベージュをメインとして色の組みあわせを考えてみてはいかがでしょうか。
シックな大人のイメージを玄関に与える場合は、ブラックやグレーなど暗めのカラー配色がおすすめです。高級感の演出ができ、汚れも目立ちにくいため、ゲストをお招きする玄関にぴったりといえます。
──ポイント5.装飾品を加える──
シューズラックや消臭グッズなどの機能的なアイテムのほかに、花やオブジェなど玄関を華やかに彩る装飾アイテムを加えてみましょう。
装飾アイテムが玄関にプラスされることで、空間に彩りが生まれます。また、空間に華やかさを与えるアイテムがエントランスにあるとおもてなしの雰囲気も高まり、洗練された印象が玄関に加わります。
玄関から見える景色にも配慮を!
玄関そのものを彩るだけでなく、玄関から見える景色にも意識を向けてみましょう。
● 廊下は長く続く見える工夫を
● 照明は効果的に
● 開放感を演出
これら3つのポイントを取り入れることで、玄関の華やかさが増します。それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
──廊下は長く続く見える工夫を──
玄関に入って最初に見える廊下には、長く見せる工夫を取り入れてみましょう。長く続く廊下は空間を広く見せ、プライベート感を高める効果が期待できます。
廊下を長く見せるには、配色のバランスが大切です。濃い色は手前、薄い色は奥に配色することで目の錯覚によって廊下が長く続いているように感じられます。
また、絵は玄関から遠い位置に飾ったり、寒色系を廊下の先に設置したりするのも、廊下に奥行きを生むのに効果的な手法です。
──照明は効果的に──
照明は空間のイメージを左右する存在です。
玄関を安らぐ場所としたい場合は、暖色系の照明を用いると良いでしょう。雰囲気のある玄関にしたい場合は、ライトを薄暗くしたり間接照明のみで空間を照らしたりすることをおすすめします。
また、玄関にフォーカルポイントがある場合は、間接照明で照らすことで存在がより際立ちます。庭の植木に光を当てたり、足元をライトで照らして荘厳な雰囲気を演出したりするのも良い方法です。
目指すイメージに合う玄関照明を用いて、訪れた人の記憶に残る玄関をつくりましょう。
──開放感を演出──
店舗や住まいに明るさを印象づけたい場合は、玄関に開放感を与えると良いでしょう。
開放感の演出には、吹き抜けの天井や高窓の設置など、構造時点での工夫が求められます。しかし天井に近づくにつれて色が薄くなる配色や鏡で奥行きを演出するといった手法でも、玄関に開放感を与えることが可能です。
玄関の閉塞感や狭さが気になる場合は、色やアイテムを用いて開放感を演出してみてください。
玄関をおしゃれに飾りゲストをおもてなししよう
玄関をおしゃれに彩ることで、訪れた人のおもてなしへの期待度が高まります。また、非日常を連想させる華やかなエントランスは、特別な時間を連想させる存在です。
アイテムや配色、家具やオブジェの配置などを工夫して、華やかでおしゃれな玄関を演出しましょう。
マチュリテでは、玄関をおしゃれに彩るアイテムをたくさんご用意しております。玄関に高級感ある装飾を加えたい方は、ぜひご来店ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。