テーブルナプキンがあることで食卓がより華やかに、楽しいものになります。テーブルナプキンをコーディネートに加える際には、どのような点に注意をしたら良いのでしょうか。

この記事では、テーブルナプキンを選ぶ際のポイント、さらに折り方やマナーについてご紹介します。

テーブルナプキンの役割

きれいに折りたたまれている様子から、テーブルナプキンを「汚してはいけない」と考える方が多いようです。

しかしテーブルナプキンは、飲み物や食べ物の汚れから、服や口を守る役割を持っています。
「大切な服や口元を汚さずに食事を楽しんでほしい」という、食事を提供する側の心遣いを表すアイテムです。

ゲストが使いやすく、目でも楽しんでもらえるような工夫を取り入れて、テーブルコーディネートに加えてみましょう。

テーブルコーディネートにナプキンを加える際のポイント

テーブルナプキンを取り入れる際、気をつけるべき点がいくつかあります。

 
──置く位置──

テーブルナプキンをコーディネートに加える場合、置く位置はお皿の上かフォークの左側が一般的です。

 
──素材──

麻やサテン・シルク素材なら、フォーマルなシーンでも見劣りしないでしょう。アットホームなレストランやちょっとしたパーティーなら、綿素材がおすすめです。洗濯がしやすいため、気軽に使えます。

避けたい素材は、撥水加工のタイプです。テーブルナプキンは汚れから服や口を守るもの。水分・油分をはじいてしまっては、汚れを取りきれません。

撥水加工素材は便利ですが、テーブルナプキンを選ぶ際には選択肢から外したほうが無難です。

 
──デザイン──

デザインはレースをあしらったものだと、華やかな印象になります。柄が入ったものやカラフルなものを選んでも問題ありません。季節や食事のシーンに合わせて選択しましょう。

フォーマルな場では、無地の白・えんじ色などがよく使われます。テーブルクロスと合わせて統一感を出すのもおすすめです。

 
──サイズ──

おもてなしの場や普段のディナーの場では、50〜55㎝角のテーブルナプキンが一般的なサイズです。レストランやハイセンスなお店では、60㎝角以上の大きなサイズを使うことがあります。40㎝角・30㎝角ほどのコンパクトサイズもあり、かわいらしくて使いやすい点が人気です。

食事の目的やシーンによって、使い分けましょう。

テーブルナプキンの適切な折り方は?

テーブルナプキンにはさまざまな折り方があります。華やかに折られたナプキンは、ゲストを楽しませてくれる存在です。

折り紙のようにして形を作りますが、不器用な方はシンプルに「のし折り」や「ロール折りが」おすすめです。

上手に折れない方は、ナプキンリングを活用してみましょう。軽く畳んだテーブルナプキンにナプキンリングを通すだけで、華やかな印象になります。

さまざまなナプキンリングが販売されていますが、シンプルなデザインのシルバー・ゴールドを選んでおくと、シーンやテーブルナプキンのデザインを選ばず活躍します。

テーブルナプキンに関するマナー

テーブルナプキンには、意外にもたくさんのマナーがあります。ゲストやお客様に聞かれたときに答えられるよう、基本の内容を学んでおきましょう。

 
──手に取るタイミング──

テーブルナプキンを手に取るタイミングは、乾杯が終わってからが正解です。ホストがいる場合は、ホストが広げたタイミングと合わせましょう。

着席してすぐに手に取ってしまうと「食事を催促している」という意味になってしまいます。

 
──広げ方──

広げ方は、二つ折りにするのが一般的。袋になっている方をお腹に向けて、膝の上に置きましょう。小さな子どもは、首元にかけても問題ありません。

 
──口を拭く時──

口を拭く時は、2枚に折られたテーブルナプキンの内側を使いましょう。汚れが服につかず、汚れた面を人に見せない配慮も叶います。

 
──席を立つとき──

席を立つ際には、テーブルナプキンを三角形に畳み、椅子の上に置きます。テーブルの上に置くのは、汚れている状態を他のゲストに見せることになるため、マナー違反です。うっかり置かないように注意しましょう。

 
──食事を終えたとき──

食事を終えたときは、汚れが見えないように軽く畳んでテーブルの上に置きます。きれいに畳みすぎてしまうと「食事に満足をしていない」という意味になるため、気をつけましょう。

 
──テーブルナプキンで食卓を華やかに──

テーブルナプキンは、食卓を華やかにすると同時に、楽しい食事時間をサポートしてくれます。シーンやテーブルテイストに合わせて、デザインや折り方を選択しましょう。

マチュリテではテーブルナプキンを始めとする、さまざまなアイテムを取り扱っております。テーブルを華やかに彩る品も豊富です。ぜひ1度店舗にお越しいただき、数々のアイテムをお手にとってご覧ください。

スタッフ一同、心からお待ちしております。