部屋は生活感を消してあるけれど、見えない場所は散らかっている。クローゼットの中や目につかない棚の中など、思いあたるふしはないでしょうか。

人に見せない場所まで、生活感を意識するのは大変かもしれません。しかし見えない場所こそしっかり整頓をすることで、家全体の収納力が上がり、より部屋がすっきりします。

また、見える部分の収納もインテリアの一部に馴染ませるのがおすすめです。「収納」という概念を見える範囲から取り除くことで、生活感を消失させられます

生活感ゼロ。スマートな収納を実現しよう

収納場所はどれだけ意識しても、徐々に生活感が出てしまいやすいです。なるべく生活感を出さないよう、収納アイテムに工夫をしてみましょう。

──小物収納は自然素材・シンプルデザインで──

小物類は、1か所にまとめてしまうのがおすすめです。まとめる容器のインテリア性が高いと、見る人に「収納場所」という意識を与えず、空間のイメージを壊しません。

インテリア性の高い収納アイテムとして、自然素材のカゴやバスケットなどを取り入れてはいかがでしょうか。棚やソファー横などに置いても違和感のないサイズ感で、どのようなテイストの空間にも合わせやすいです

洗面所収納はモノトーンがおすすめ

水回りはとくに生活感が出やすい場所です。また、ものが多くごちゃごちゃした印象を与えてしまう場所でもあります。そのため、収納アイテムはシンプルなデザインだとバランスが良いです。

モノトーンは洗面所にぴったりの色合い。存在感を主張しすぎず、空間に清潔感を与えてくれます。中身が見えにくいタイプだと収納ものの多さも隠せるため、より使い勝手が良いでしょう。

──ハンドバッグは型崩れを防止&見た目もすっきり──

クローゼット収納で頭を抱えがちなハンドバッグ。棚の上に置いても良いですが、型崩れが気になります。また、くたりとだれたバッグをいくつも並べるのは、見た目もイマイチです。

ハンドバッグ専用のハンガーを使用すれば、型崩れの心配もなくなり、収納場所の見た目も良くなります。デザイン性も高いハンガーで、玄関前収納を実現するのも良いアイデアです。

クローゼット内は収納力&アイテムを守るものを

クローゼット内はバッグだけでなく、さまざまなものを収納するため、アイテムに見合った収納グッズが必要です。

選択肢が豊富で迷ってしまうかもしれません。しかし大切なのは収納アイテム1つでどれだけ収納が叶うのかと、収納したものを虫やカビから守れるだけの機能性です。

また、クローゼットを開けた時や衣替えの時に気分を上げたいのであれば、見た目もおしゃれな収納アイテムを選択しましょう。好みの製品を選ぶことで、億劫だったクローゼット内の整理整頓も楽しくなります。

収納にも「お気に入り」をプラスしよう

収納場所は人に見せるものではありません。しかしその部屋に住んでいる人であれば、頻繁に目にし、生活に密着した場所です。

自分が関わる場所は、どこまでもお気に入りであってほしい。収納にも「お気に入り」をプラスして、より日々の暮らしを豊かにしましょう。