玄関は、家に入ったときに最初に目にする場所。いわば住まいの第一印象を決める空間です。
しかし玄関がコンパクトなケースも多く、装飾と日用品の配置のバランスに悩んでしまう方も多いようです。
そこでこの記事では、おしゃれな玄関インテリアをつくるコツと、整った空間を保つためのポイントを紹介します。
玄関インテリアをおしゃれ・華やかに見せるコツとは?
家の中に入って最初に目に入る玄関は、まさに「家の顔」といえる場所。
小さなスペースであることが多いですが、だからこそインテリアの印象が色濃く残る場所でもあります。
ここでは、玄関をおしゃれで心地よい空間に整えるためのポイントを解説します。
──小物置き場を整える──
玄関のチェストや靴箱の上に、鍵やメガネなどはつい散らかってしまいがちです。まずは、こうした毎日使う小物の「定位置」を決めることから始めてみることが大切です。
小物に住所を与えることは、散らかりを防止するだけでなく、小物置き自体が玄関を彩るインテリアとしても機能します。
たとえばシックな玄関なら、モノトーンカラーのトレーや小物入れを選ぶと空間に自然となじみます。

清潔感や明るさを重視する場合は、ガラス素材やホワイト系カラーのトレーなどがおすすめ。軽やかな素材感は、玄関にさりげない華やかさを添えてくれます。

トレーの形状によっては、オブジェと一緒に飾るのも良い方法です。

実用性とインテリア性を両立させることで、玄関全体の印象がより洗練されたものになります。
──生活感の出る物は収納スペースへ──
マスクや郵便物などの紙類は、どうしても生活感につながりやすいアイテムです。できるだけ見えない場所に収納することで、玄関の印象がすっきりと整います。
チェストやウォークインクローゼットを備えていない玄関の場合は、椅子の上にボックスや収納ケースを置いたり、ミニラックを土間に置くのも良い方法です。

──オブジェやグリーンなどで華やかさを加える──
オブジェやグリーンなどの装飾品を加えることで、玄関におしゃれさや華やかさが増します。
ただし注意したい点が、オブジェやグリーンを入れるフラワーベースのデザインです。
靴箱や土間のデザインなど、玄関にはそれぞれのテイストがあります。オブジェやフラワーベースなども、その空間のテイストに合わせて選ぶと、統一感のある仕上がりになります。

より華やかさを加えたい場合は、花を飾るのもおすすめ。季節の花を取り入れることで、玄関に明るさや活気が生まれます。

──壁面には印象的なアートを飾る──

玄関にアートを取り入れると、空間の印象が豊かになります。ただし、装飾が多すぎると雑然とした印象になることもあるため、オブジェやグリーンとのバランスには注意しましょう。
狭い玄関の場合は、無理に飾らなくても問題ありません。空間の広さに合わせて取り入れることが大切です。
また、アートは壁に掛けるだけでなく、土間に直に置くのもテクニックのひとつ。ラフに飾ることで、ギャラリーのような雰囲気をつくることができます。

なお、アートというと額縁のある絵を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、壁面そのものを装飾するアートもあります。

印象的な玄関をつくりたい場合は、こうした個性的なアイテムを取り入れるのも良い方法です。
──照明を用いて夜の玄関の印象を変える──
昼間とは違い、夜の玄関は照明によって大きく印象が変わります。仕事や学校などから帰宅した家族を温かく迎えてくれるような「夜の玄関」を、照明で構築してみましょう。
たとえば、オブジェやアートにスポットライトのように光を当てたり、足元に間接照明を設置してやわらかな光を演出することで、玄関に幻想的な雰囲気と穏やかさを演出できます。
土間に和風のライトを置けば、まるで旅館の入り口のような落ち着いた雰囲気を楽しむことも可能です。
照明の工夫は、玄関インテリアの魅力をさらに引き立ててくれるポイントです。光の広がり方なども考慮した上で、計画を立ててみてください。
──玄関は香りにもこだわりを──

玄関はどうしても靴のにおいなどがこもりやすい場所です。そのため、香りの演出も大切なインテリア要素のひとつ。
ディフューザーやアロマを取り入れることで、玄関に入った瞬間に心地よい香りが広がります。
空間の見た目だけでなく香りまで整えることで、より印象的な玄関をつくることができます。
玄関インテリアをおしゃれにする際の注意点

玄関はスペースが限られていることが多いため、インテリアを取り入れる際にはいくつか意識しておきたいポイントがあります。
飾ることだけに意識を向けるのではなく、空間の使いやすさや整った印象も大切にしましょう。
──物の置き過ぎに注意──
玄関をおしゃれに見せるためには、物の置き過ぎに注意することが大切です。
ここでいう「物」とは、装飾品だけでなく靴や傘などの日用品も含まれます。
装飾品が多すぎると視線が散らばり、せっかくのインテリアもごちゃごちゃとした印象になりがちです。また、靴や傘などの日用品が多いと、どうしても生活感が強く出てしまいます。
玄関は余白を意識することがポイントです。飾るアイテムは厳選し、靴や傘などは収納スペースに収めることで、すっきりとした玄関インテリアを保つことができます。
──掃除のしやすさを意識する──
玄関は外からの砂やほこりが入りやすく、家の中でも汚れやすい場所のひとつです。そのため、掃除のしやすさを意識したインテリアづくりも欠かせないポイントになります。
たとえば床に小物を置きすぎると、掃除のたびに動かす手間が増えてしまいます。棚の上にまとめてディスプレイしたり、壁面を活用したりすることで、掃除もしやすくなります。
見た目の美しさだけでなく、日常の使いやすさも含めて、玄関インテリアを整えてみましょう。
──コンパクトな玄関は広く見せる工夫を取り入れる──
玄関がコンパクトな場合は、空間を広く見せる工夫を取り入れることも大切です。
たとえば、明るい色のインテリアを選ぶと空間が軽やかな印象になります。また、背の低い家具や小ぶりなインテリアを選ぶことで、視線が抜けて広く感じやすくなります。
限られたスペースでも、工夫次第で心地よい玄関インテリアをつくることが可能です。
まとめ|玄関は家の顔。インテリアに工夫を加えておしゃれな空間に
玄関は、家の中でも特に印象に残りやすい場所です。
心地よい玄関は訪れる人の心をほぐしたり、帰宅した家族がほっと安心できたりと、人の気持ちにも良い影響を与えます。
ゲストや家族を迎える場として相応しい場所にするために、おしゃれに彩るコツや注意点を踏まえて、玄関インテリアを整えてみてください。