食卓を少しおしゃれに見せたい・・・そんなときに便利なのが、ランチョンマットです。
ランチョンマットはテーブルを汚れから守るだけでなく、素材や色で食卓に彩りを与えたり食卓の「パーソナルスペース」をつくったりと、さまざまな役割を担っています。
この記事では、ランチョンマットの意味や役割、ランチョンマットが食卓にあることの魅力などをお伝えします。
選び方やお手入れ方法も紹介するので、暮らしに合った取り入れ方を見つけるヒントとして、参考にしてみてください。
ランチョンマットの意味や語源

ランチョンマットとは、食器を置くためにテーブルへ敷くマットのことです。
食事の際にテーブルを汚れや傷から守る役割があり、「ランチマット」「プレイスマット」と呼ばれることもあります。
名前の由来は、英語の luncheon(軽い食事) と mat(敷物) を組み合わせた言葉です。もともとは、食事の場で食器を置く位置をはっきりさせるための実用品でしたが、現在では食卓の印象を整えるアイテムとしても使われています。
──テーブルクロス・テーブルランナーとの役割の違い──
ランチョンマットと似たアイテムに、テーブルクロスやテーブルランナーがありますが、それぞれ役割が異なります。
テーブルクロスは、テーブル全体を覆う布です。天板をしっかり保護でき、食卓の雰囲気を大きく変えられますが、洗濯やアイロンの手間がかかりやすく、毎日の食事には負担に感じることもあります。
テーブルランナーは、テーブルの中央に細長く敷く布で、花瓶やキャンドルなどを飾る際に使われることが多いアイテムです。装飾性が高く、食卓のアクセントとして取り入れられます。
一方、ランチョンマットは「食器を置く場所」だけをカバーするものです。必要な分だけ敷けるため、準備や片付けが簡単で、日常の食事に取り入れやすい点が特徴です。
ランチョンマットがある食卓の魅力

ランチョンマットがあることで、食卓の使いやすさや見え方にも良い変化が生まれます。
ここでは、ランチョンマットが持つ魅力を見ていきましょう。
──テーブルを汚れから守れる──
ランチョンマットを敷くことで、食べこぼしや飲み物の水滴が直接テーブルに触れるのを防げます。
特に木製テーブルや塗装仕上げのテーブルは汚れが残りやすいため、ランチョンマットがあると安心です。
──食卓が整って見える──
ランチョンマットがあると、食器を置く位置が自然と定まります。お皿やカトラリーの配置が揃いやすくなり、家族分並べたときもばらつきが出にくくなるでしょう。
──食器の音・滑りを抑えられる──
陶器やガラス製の食器は、テーブルに直接置くと音が出やすく、滑りやすいことがあります。食器の音を立てるのはマナーから外れてしまうだけでなく、音が気になり、食事に集中できないこともあるでしょう。
ランチョンマットを敷くことで、食器を置いたときの音が和らぎ、安定感も増します。
──食卓に季節の装いを手軽に取り入れられる──
ランチョンマットは、色や素材を変えるだけで、食卓の印象を切り替えられます。春夏は明るい色や軽やかな素材、秋冬は落ち着いた色味や布製など、季節に合わせた選び方も可能です。
テーブルクロスを替えるほどの手間をかけずに、気分や季節感を取り入れられる点も、ランチョンマットならではの魅力といえます。
ランチョンマットのある食卓をおしゃれに見せるコツ
ランチョンマットを敷くだけでも食卓は華やかになりますが、少し意識を加えると、より整った印象に仕上げることができます。
ここでは、食卓をワンランク上質なものへと変化させる、ランチョンマットの取り入れ方のポイントを紹介します。
──テーブル全体でテイストを統一する──

ランチョンマットを選ぶ際は単体のデザインだけでなく、テーブルや食器との組み合わせを意識することが大切です。
たとえば、木製テーブルにナチュラルな器を使っている場合は、布製や自然素材のランチョンマットがなじみやすくなります。
色や素材をそろえることで、食卓に統一感が生まれ、視線が散らかりにくくなるでしょう。
──テーブルの主役を決める──

食卓に置くすべてのものを目立たせようとすると、かえって落ち着かない印象になります。
ランチョンマットを使う際は、「テーブルで何を主役にしたいか」をあらかじめ決めておくとバランスが取りやすくなります。
料理を引き立てたい場合は、ランチョンマットは無地や控えめな色を選ぶと、器や料理が自然と目に入りやすくなります。反対に、ランチョンマットの色や柄を楽しみたいときは、食器をシンプルにすると、互いに主張しすぎず落ち着いた印象になります。
──適度な余白をつくる──

器やカトラリー、装飾品をテーブルいっぱいに並べると、せっかくランチョンマットを敷いても、窮屈な印象になってしまいます。
食卓をおしゃれに見せるためには、適度な余白を取り入れることも大切です。
ランチョンマットの上には必要な食器だけを置き、周囲には少し余裕を持たせるなど、食卓全体がすっきり見える工夫も取り入れてみましょう。
ランチョンマットはインテリアとしても活用できる

ランチョンマットは食事のときだけでなく、インテリアの一部としても使えるアイテムです。
たとえば花瓶やキャンドルの下に敷くことで、植物の鮮やかさやキャンドルの装飾の華やかさが増します。
また、カゴや収納ボックスの上にふんわりとかぶせて、目隠しとして使うのもひとつの手です。生活感が出やすい小物を隠しつつ、布や素材の表情を取り入れられるため、棚まわりをすっきりさせながら彩りも加えることができます。
使い方を限定せず、ぜひ、さまざまな方法でランチョンマットを取り入れてみてください。
ランチョンマットの選び方
ランチョンマットを選ぶ際は、使用する環境を考慮することがポイントです。
ここからは日常使いを前提に、ランチョンマットを選ぶ際に意識しておきたいポイントを解説します。
──空間や食卓に合うデザイン・素材──
ランチョンマットを選ぶ際に意識したいのが、部屋や食卓の雰囲気に合っているかどうかです。
ナチュラルな空間には布製や自然素材、すっきりした印象の食卓には無地や樹脂製など、周囲との相性を考えると選びやすくなります。

また、柄物やカラフルなランチョンマットを選ぶ場合は、食器やテーブルの色数を増やしすぎないこともポイントです。
主張の強いデザインのランチョンマットはポイント使いとして取り入れると、日常の食卓にもなじみやすくなります。
──テーブルや棚に合うサイズ感──
ランチョンマットは長方形だけでなく、円形や楕円形などさまざまな形があります。食器を置く用途であれば、普段使うお皿やカトラリーが無理なく収まるサイズかを確認しましょう。
また、棚やサイドテーブルなど、食事以外の用途で使う場合は、置く場所の奥行きや幅に合うかどうかも大切です。
──価格──
ランチョンマットは、比較的手に取りやすい価格帯のものが多いアイテムです。
安いタイプであれば、1枚数百円程度から購入できるため、初めて使う場合は無理に高価なものを選ばなくても問題ありません。
まずは扱いやすい価格帯のものを試し、使い勝手や好みが分かってから、素材やデザインにこだわるのもひとつの方法です。
──お手入れのしやすさ──
毎日使う可能性があるアイテムだからこそ、お手入れの方法も押さえておきたいポイントです。
布製は丸洗いできるものが多い一方で、洗濯後にシワがつきやすい点を考慮しておきましょう。
樹脂製は汚れが落ちやすく、水洗いで済むものが多いため、日常使いしやすい点が魅力です。
自然素材のものは風合いが魅力ですが、色褪せや傷みを防ぐためには直射日光を避けて干すなど、少し気を配る必要があります。
いずれのタイプも数枚をローテーションして使うと、傷みを抑えやすくなります。
ランチョンマットの保管方法

洗い終えたランチョンマットは、くるくると細長くまとめて収納すると場所を取りにくくなります。折りたためないものは、ブックシェルフなどに立てかけて収納すると、形が崩れにくく、埃が付くのも防げます。
ランチョンマットを敷いて食卓を整える
ランチョンマットは、食器を置くためだけの道具ではなく、食卓を整える上でも活躍します。
色や柄、素材などの組み合わせを意識して選ぶことで、食卓の華やかさも使いやすさも増すでしょう。
まずは1枚、気軽に取り入れてみて、毎日の食卓を整えてみてください。